ハリファックスについていろいろな情報を発信していますが、実際の留学はどのような感じなのでしょうか。ハリファックス留学を経験した先輩のリアルな話をぜひ参考にしてみてください◎
M・Yさん(愛媛)
- 留学前の経歴:
地元の公立卒業後、県外の大学へ入学。総合政策学部という学部で、政策学や情報学から国際交流のことまで様々なことを学びました。学部では英語の単位も必須であったことと、英語の教職の課程も取っていたため、何かと英語に触れる機会は(多くはありませんでしたが)あったと思います。ゼミでは人権や差別、思想などについて学んでいました。 - 通った語学学校と期間: Oxford International English Schools ハリファックス校、1年間
- 渡航時期: 2023年4月
- ビザの種類: 学生ビザ
ハリファックスに来たきっかけや目的、その学校を選んだ理由について教えてください
カナダに決めた理由
高校生の時から留学というものに憧れ始め、大学三年生で両親とも話してようやく留学の決意をしたのですが、どこに行くかは特に希望がなくどうしようか迷っていました。そんな時に、知り合いの方に留学の際にお世話になったカナダ専門のエージェントさんを紹介していただき、自然と行き先はカナダに。カナダですと、安全面もアメリカなどに比べると大丈夫かと思いました。
ハリファックスに決めた理由
ハリファックスにした決め手は、日本人が少ないということと、知り合いがいるということでした。初めての1人での長期留学ということもあり、不安な面も大きかったため、ハリファックスに決めるのに知り合いの存在は本当に大きかったです。また、その時は本当に英語力を上達させたいと思っていたため、学校も、生徒の国籍が豊か、日本人が少ないと聞き、英語力向上にはうってつけだと思ったからです。
在学中に勉強した内容を教えてください
主に午前中は文法を、午後は日常会話や発音について学んでいました。文法については特に、下半期で、わからないことがあれば徹底的に徹底的に聞き、自分が日常会話で使えるようになるまで聞いていたように思います。また、日常会話でわからなかった表現についてもよく先生に質問していました。午前の授業では文法だけでなく、週に1回は発音練習、また一ヶ月に何度かライティング、リーディング、リスニングのテストなども実施していました。午後には課外授業やゲームなどのアクティビティをすることも多かったように思います。ビジネスに必要な英語やPhrasal Verbについてもよく学んでいました。
留学中の目標などを教えてください
カナダ人を含め海外のずっと仲良くなれそうな友達を作ること、英語が日常会話ができるほどまでに上達させること、でした。
留学で体験したことや勉強になったこと、感じたことなどを教えてください
ホームステイについて
まず、ホームステイは1年も同じお家にステイさせていただいていたこともあり、6人のホストシスター(ほとんど別の国)と入れ替わり立ち替わり出会いました。なので、文化の違いには本当に衝撃を受けましたし、助けられたり、楽しいこともあれば苦しいこともたくさんありました。最初のホスシスは本当のお姉さんのような存在で、緊張している私に話しかけてくれたり、外に一緒に連れ出してくれたり、とてつもなくありがたかったですし、彼女のアクティブさに本当に影響を受けて、自身も積極的に出かけて人と会うようになったので、彼女には今でも本当に感謝しても仕切れません。大好きすぎて、彼女がモントリオールに引っ越した後、一人で飛行機に乗って会いにいったほどでした。アクティブになって良かったことは、国籍関係なく友達が沢山できたこと、そしてそれが英語力の上達につながったことです。また、ホストファミリーも本当に素敵な方で、沢山助けられました。ホストファザーが牧師さんだったこともあり、よく教会に一緒にいっていたのですが、そこでイベントのボランティアをさせてもらったり、教会で知り合った方に、リンゴ農場に連れて行ってもらったり、本当に色々な経験をさせてもらいました。
留学中に実感した「ご縁」
これだけには収まらないのですが、私は留学中本当に、人の縁に助けてもらいました。最初に文化の違いへの衝撃や辛いこともあったと書いたと思うのですが、辛かったと言えば、ホストが移民だったということもあり、時にホスシスがホストと同じ言語の国出身だったときは、言語的に家の中で孤独感を感じてしまった時期があり、その時は本当に辛かったです。私しかその言語を知らない人間がいなかったので。その時はとてつもなく時間はかかりましたが、最終的に嫌なことは言葉にして、きちんと嫌だと、こうして欲しいと伝えることの大切さを学びました。そういう面やカルチャーショックの面では、ある程度のことには目を瞑ること、本当に嫌、変えて欲しいと思ったら、勇気を持って言葉にできるくらいになるまでメンタルを成長させることができました。
留学前の準備期間についてどのようなことをしたか教えてください
事前にもっとこうしておけば良かったなどのお役立ち情報があれば教えてください
汚れても、ボロくなってもいいような服、また機能性を重視した服を持って行くように準備しました(乾燥機を使うため)。また私自身がよく体調を崩すため、飲みなれているお薬を準備したり、事前に歯医者や耳鼻科に検診に行きました。
語学面では、少しでもと思い、英語のオンライン教室に参加したりしました。語学面については、もっと自分で単語の勉強をしておけば良かったと後悔しました。単語がわからないと話も理解できないからです。
今回の留学を今後の就職・転職やキャリアにどのように結びつけていきたいと思っていますか?
私は、来年またワーホリに行く予定なので、そこに今回の留学で得た英語力をさらに発展させて、強みにしていきたいです。キャリアについては、ワーホリ後に就職する際に、積極的に外に出ていく行動力、思っていることを言葉にする勇気、それらのポジティブな部分を活かせるような、またできればついた英語力を活かせるようなお仕事に就きたいと思っています。
留学して自信につながったことや、逆に不安になっていることがあれば教えてください
留学前は人と違った道を歩むことや一人で海外に行くことを極端に心配していましたが、今ではそれも大丈夫だと思えるほどまで自分に自信がついたように思います。また、様々な人と関わることをより楽しめるようになったとも思います。不安というほどでもないのですが、人と違う道を歩むことにより、両親に金銭面で迷惑をかけてしまっているなという申し訳なさとはやく経済的に自立しなければという焦燥感は少しあります。
学校終了後やビザ終了後の予定についてどんなことを考えているか教えてください
今は、留学後、アルバイトをしてお金を貯めている途中です(来年ワーホリに行くため)。ホテルのフロントとして働いていますので、機会は少ないですが外国人のお客様と時々話したり、これまでの飲食店でのアルバイトでは学べなかったような新しいことも沢山学びながら日々精進しています。
これから語学留学、ワーキングホリデーなどでハリファックスへの留学を考えている人にメッセージをお願いします
ハリファックスはのどかで、人も本当に優しく、素敵な街です。だからこそ、一人でも積極的に色々な場所に行きやすく、人との繋がりを広げやすいと思います。英語を話せるようになりたい人だけでなく、色々な人と出会いたい、ワクワクを感じたいという人にもおすすめなので、ぜひ行ってみてください。
一問一答
- 留学後はどんな仕事や企業に就職したいですか?
- 接客業(様々な人と話せる職業)かクリエイティブな職業
- 留学に際して役に立ったツールやアプリ、SNSなどあれば教えてください。
- YouTube、Google
- 英語力はどのくらい伸びたと感じますか?
- 日常会話ができなかった、聞き取れなかったくらいのレベルから、ゆっくりではあるがちゃんと言いたいことが言える、ネイティブと全部は聞き取れなくても出かけられるようになる、相談ができるようになるまで伸びました
- 留学中つらかったこと、きつかったこと
- 言語の壁(英語以外で)、体調不良
- 留学中うれしかったこと、楽しかったこと
- 仲のいい友達が国籍を超えてできたこと、語学学校の友達とカフェに出掛けて相談しあったり、公園に出掛けて遊んだりしたこと。
- 知人のマーケットの出店をボランティアとして手伝えたこと。
- リンゴ農園に行ってアップルサイダーを作ったりブルーベリーピッキングに連れて行ってもらったこと。
- モントリオールに一人で旅行に出て大好きなホストシスターと観光を楽しんだこと。などなど。
- 留学ライフを一言で表すなら?
- (主にメンタル面で)ジェットコースター
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