遠く離れた海外での生活費は住んでみないと分からないもの。本記事ではハリファックスの色々な物・サービスについての価格感や税金について解説していきますので、持っていく資金の準備や渡航前の生活のイメージのためにご参考ください◎
カナダの税金制度
カナダには3種類の税があり、それぞれGST(Goods and Services Tax / 連邦消費税)・PST(Provincial Sales Tax / 州・売上税)・HST(Harmonized Sales Tax / ハーモナイズド消費税)となっています。GSTはカナダ全土で一律5%、PSTは州によって税率が異なり、多くの州はGST+PSTの合算値がその州で課せられる税金となります。
HSTは、GSTとPSTを合わせて統一売上税としたもので、ノバスコシア州はこのHSTを採用しており非課税のものを除き一律で15%が課せられます。
食品(Groceries)は非課税
日本よりもはるかに高い消費税率ですが、パンや牛乳、野菜などの食品や医療費など生活必需品には消費税がかかりません。外食や出来合いのご飯を控えて自炊をした方が、消費税分さらに節約につながるかと思います。
ハリファクスでの生活費

ハリファックスの物価は日本に比べて色々な物が高い傾向にあり、1ヶ月の生活費としては$1,600が平均ラインになるかと思います。
それぞれ項目別に詳しく見ていきましょう。
家賃 - $800〜$1,000
家具つき(Furnished)のシェアハウスが多く、敷金・礼金などの初期費用もありません。(Depositがあるところもあります)光熱費やWi-Fiなどが家賃に含まれているところを選ぶと、毎月の支払いが一定になり予算を立てやすいです◎
交通費 - $82
ハリファックスの公共交通機関「Halifax Transit」が運行するバス・フェリーの大人・マンスリーパスの値段です。同じチケットでバス・フェリーどちらも乗ることができます。
食費(Groceries) - 約$200
食品に税金がかからないとは言え、物価高の影響が一番現れます。
食費(外食) - 約$320
レストランでの食費で平均$30〜40/回、カフェですとラテ1杯約$8(税金・チップ込)ほどです。放課後や休日に友達とどこかへ出かけるとなると、外食になりがちです。
生活必需品 - 約$50
洗濯洗剤約$12、トイレットペーパー約$10など・・・こちらも物価高を感じますが、バスで行ける範囲にコストコが2ヵ所あるため、消費が大きい生活雑貨や食材などは大量買いして節約も可能です。
携帯代 - $35
通信会社各社が様々なプランを出しています。Black FridayやBack to Schoolなどの季節に大々的にセールを行うので、定期的にプランを見直すと良いでしょう。街中のレストランやカフェ、ショッピングビルにある無料Wi-Fiもうまく活用しましょう。
関連記事
使える!節約術
現地で使える様々なサービスを活用すれば、日々の生活費を抑えることができます。

TOO GOOD TO GO
ヨーロッパで始まった、フードロスを減らすために売れ残り食品を抱えるレストランや店舗と顧客をモバイルアプリで結び付けるサービスです。ハリファックスエリアですと、Tim Hortonsがベイクド商品(ドーナツやベーグル)をひとまとめにして$4.99、アジアン食料品店ではお菓子や調味料などの詰め合わせを$10、などで提供しています。
スーパーマーケットのポイント会員になる
ハリファックスにはSobeys、Atltantic Superstoreという大きなスーパーがありそれぞれで使えるポイントカードがあります。専用アプリもあり、ポイントカードとして使ったり広告をチェックしたりできます。
特定の曜日にセールがあったり、会員向け特典で特定商品が無料や、Buy 1 Get 2(1個買うともう1個無料)など北米らしい大胆なセールを開催しています。


大量買いはWalmartやCostcoで
トイレットペーパーや洗剤、冷凍で保存しておける食品などはWalmartやCostcoで量の多いものを買っておいた方が安く済む場合があります。日本のコストコで作ったカードはこちらでも使うことができます◎
ハリファックスに関するお問い合わせはお気軽に!
ハリファックスでの語学留学や日常生活について、何かご質問や不安なことがありましたらお気軽にキャタリストカナダへお問合せください。