私たち日本人が取得できるワーキングホリデーの期間は1年間です。ほとんどの人は最初の1ヶ月〜数ヶ月は語学学校に行く場合が多いかと思います。(ワーキングホリデービザでは最長6ヶ月までの就学が認められています)長いようであっという間に過ぎていく1年間を有意義に使うために効率的な動きをすることが、すぐに仕事を見つけるためのポイントです。
本記事では、カナダに着いて語学学校に入学してから〜仕事を見つけるまでの流れをステップ別に解説します。
語学学校でコネクション作り
情報収集のため、学校の先生やクラスメイトとコネクションを作りましょう。カナダ、特にハリファックスはコネクション文化が強く、仕事や家探しは紹介してもらうことが大きなチャンスになります。
先生とのコネクションでは、先生の友人関係(ローカルの方達が多い)から情報を得ることができ、クラスメイトとのコネクションでは、中国人やスパニッシュ系など現地での大きなコミュニティとの繋がることで、後々大きな助けになることがあります。
ほとんどの学校は、午後3〜4時には放課後になるので、街中のいろんな店に行ってみて雰囲気など調査をしてみるもの良いです◎
事前準備
レジュメ・カバーレター作成
気になる求人を見つけた時、紹介などで情報が入ってきた時などにサッ!と提出できるよう、レジュメ(résumé/履歴書)を準備しておきましょう。書き方のヒントは、関連記事をご参考ください。レジュメは見やすく分かりやすい構成にすることが、採用への近道です。カバーレターでは、応募する職種に対していかに自分がピッタリな人材なのかをアピールしていきます。

職歴がある方
社会人の場合、複数の職歴を持ってる場合があるかと思います。求人にレジュメを提出する際には、応募する職種に関連する職歴をアピールするのが良いです。
複数、異業種の職歴がある場合は、データベースを作り、応募先(応募職種)毎に職歴をパズルのように組み合わせて、常に最適なレジュメを送るようにしましょう。
SIN(Sotial Insurance Number)取得
カナダで就労する際には、SINと呼ばれる社会保険番号を持っていないと、ワーホリなどの働けるビザを持っていても就労することができません。日本で言うところのマイナンバーのようなもので、個人を特定する重要な番号になりますので失くしたり他人(雇用主や必要な時以外)に知られることのないように大切に保管してください。
SINはハリファックスとダートマスにある、Service Canada Centreというオフィスで発行できます。予約は不要なので、ビザとパスポートを持参してオフィスを訪れましょう。
Service Canada Centre Halifax
- 住所: 1800 Argyle Street, Halifax(ダウンタウンの中心)
- 営業時間:月〜金 8時30分〜16時00分
Service Canada Centre Dartmouth
- 住所:Belmont House, Floor 3, 33 Alderney Drive, Dartmouth(フェリーターミナルの前)
- 営業時間:月〜金 8時30分〜16時00分
銀行口座の開設
お給料は銀行振り込みか小切手(Cheque - チェック)で受け取ります。仕事を始める際に、雇用主に上記のSINや給料の振込口座を提出することが多いので、先に開設しておきましょう。ハリファックスに支店がある主な銀行は、TD・Scotia Bank・CIBC・BMO(Bank of Montreal)・RBC(Royal Bank of Canada)があります。各銀行のWebサイトで来店予約をし、後日支店に行き開設する流れになります。CLLC、Oxford Internationalでは留学生に対して銀行口座開設のサポートを行なっています。
携帯電話SIMの契約
カナダでは連絡手段としてSMS(携帯電話番号でのショートメッセージ)が主流です。レジュメに載せて書類選考の結果の連絡を受けたり、遅刻や病欠のなどの連絡はもちろん、シフトの変更などの連絡もSMSでやり取りをすることになるので、カナダの携帯番号を持っていない場合は求人に応募する前にSIMを契約しましょう。
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求人に応募する
レジュメやカバーレターなどの事前準備が整ったら、ハリファックスに出ている求人に応募していきましょう。応募の方法としては、求人サイトや地元のクラシファイド、SNSや知人友人経由の紹介などがあります。
- IndeedやJob Bankなどのインターネット求人
- Kijiji、Facebook Marketplace
- SNS(halifaxnoisejobs、レストランやカフェのアカウント)
- お店に直接スタッフ採用してるか聞いてみる
- 先生や友人コミュニティからの紹介
インターネットでの求人応募は、広告に記載の連絡先にレジュメを添付して応募したり、レストランやカフェのメールアドレスに直接コンタクトを取ったりします。ハリファックスでは、直接レジュメを持っていく方法が効果的です。また、オンラインでの応募はメールを読まれないことが多いので、追いメール(状況お伺い)や一度お店に行ってマネージャーなど採用責任者と話をすることは必須です◎
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面接を受ける
書類選考が通ると、面接(interview - インタビュー)をしましょうという連絡がきます。お店の規模や雰囲気によって、聞かれることはさまざまですが、基本的には提出しているレジュメに沿って自身のことや応募動機などを質問されます。
面接の段階の頃には、語学学校を卒業している方も多いと思いますが、ここで在学時に築いた先生とのコネクションを活かして面接の練習をお願いすることもできます。面接で聞かれることのヒントは、関連記事をご参考ください。
トライアルがあるところも
面接と併せて、数時間のトライアルがある場合もあります。実際の業務を体験してみて、雇用主・ご自身のお互いにその職場や職種にマッチしているか確認できるチャンスとなります。
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お仕事GET
面接やトライアルを経て、見事採用の場合はメールやSMSで担当者から連絡が届きます。もし、数日〜一週間経っても音沙汰がない場合はこちらから確認の連絡を入れると良いでしょう◎
不採用者には連絡しないことが多いので、連絡を待っている間にもどんどん他の求人に応募を進めていきましょう。
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